始まりました。
始まってしまいました 笑
2008年の「アイアンマン」から始まり2019年「スパイダーマン:ファーフロムホーム」で幕を閉じたMCUフェイズ1~3「インフィニティサーガ」。
2020年5月より幕を開けるフェイズ4に向けて、わたくしかすてら目線でこれまでのMCUを振り返っていこうと思います。
まだ観たことがない人向けにネタバレ無しでレビューしていこうと思います。
なので、この記事を見たあとに是非ご自身でも観てみてくださいね!
記念すべき第一回目は2008年公開の「アイアンマン」です。
私がMCU映画に出会ったきっかけでもあるこの作品。
さっそく振り返っていきましょう。
「アイアンマン」ってどんな映画?
「アイアンマン」はマーベルスタジオで制作され、2008年に公開された映画です。
監督は同作に俳優として出演もしており、最近では超実写映画版のライオン・キングの監督も務めていますジョン・ファブローです。
アメコミが原作となっており、MCU映画の記念すべき1作目となります。
全てはここから始まった……ということです。
ストーリーはざっくり以下のような感じ。
超天才発明家であり大企業「スターク・インダストリーズ」の社長も勤めている主人公トニー・スタークは、自社で生産しているミサイルのプレゼンのためアフガニスタンに向かう。
しかしそこでテロリスト集団「テン・リングス」に襲撃されたトニーは爆風により意識を失い、そのまま拉致されてしまう。
次に目を覚ましたのは薄暗い洞窟の中だった。
襲撃された際に、トニーの心臓付近にはミサイルの小さな破片が突き刺さってしまっていたが、同じ場所に監禁されていた医師「インセン博士」が胸に電磁石を取り付けたことにより、破片が心臓に刺さるのを防ぎ命を救われる。
テロリストたちはトニーに対し、解放の条件としてミサイルの制作を強要してきた。
トニーとインセン博士は洞窟からの脱出を図るため、テロリストたちの目を欺きながらとあるものを作り上げる…。
とあるもの…いったい何を作ったんだ…(とぼけ顔)
冗談はさておき。
なかなか衝撃的な展開から始まります。
果たしてトニーはどのように洞窟を脱出するのか。
戦場の現実を見た彼に起こる心境の変化とは。
本作はトニーがアイアンマンになる過程、すなわちヒーローとして歩みはじめる過程を描いていきます。
おすすめポイント
男の子の夢『戦うマシンスーツ』
男の子であれば誰もが1度はヒーローに憧れを持つことでしょう。
そのなかでも特に「ロボ」の存在は強く心を打ちます。
アイアンマンは、トニー・スタークの天才的な頭脳と技術力によって生み出された、最新技術の粋を集めた「戦うマシンスーツ」なのです!
しかもそれを外から操作するのではなく、実際にその身に着用して戦うんです!
巨大ロボを操るのとはまた違った、スマートかつスタイリッシュな戦い方。
その限られたスペースにどれだけの武器が隠されているのか。
ホントにもう夢しか膨らまないですよこれは!
もちろんファンタジーですから、現実世界には存在しない技術ではある…。
でも、だけれども!
魔法や超能力とは違って、もしかしたら、遠い未来には実現している"かもしれない"。
"夢"ではありながらどこかに"現実(リアル)"を感じさせてくれる存在。
それがアイアンマンだと思うんです。
彼が他のヒーローとは少し違うところだと思うんですよね。
ちょっと熱込めて話しすぎましたが、私が一番好きなヒーローがアイアンマンなのはそれが1番の理由です。
『中身は普通』の天才実業家がヒーローに
トニー・スタークは、これから続々登場するヒーロー達とは大きく異なるところがあります。
それは、特にスーパーパワーを持っているわけでもない、普通の地球人だということです。
常人離れした頭脳と技術と財力はもっていますけどね 笑
それでもギリギリ普通の地球人の枠の中にはいるんです。
ひとたびスーツを脱げば「ただの」天才金持ち実業家なわけです。
そんな彼が、なぜ悪と戦うことになるのでしょうか?
トニーの会社であるスターク・インダストリーズは、武器を生産する企業でありそれを生業として大企業へと成長しました。
しかし、トニーにとって武器を生産することは戦争を大きくすることが目的ではありません。
むしろその逆。
早く戦争を終わらせることを目的として武器を作り続けてきました。
彼にとって、「争い」は商売の要でありながら同時にそれが失われることを願っていたんです。
ですが、アフガニスタンでの経験がトニーの中の何かを突き動かしました。
そこから彼の平和への考え方、平和を脅かす脅威との向き合い方が大きく変わっていくこととなります。
これは「戦うセレブヒーロー」誕生の物語です。
スーパーパワーを持たない彼が、自分の持っている力を使ってどのように戦うのか。
これもこの映画の見所ですね!
真面目なだけじゃない、ユーモアあふれるヒーロー像
皆さんの思い描く「ヒーロー像」とはどんなものでしょうか?
一番王道なのは
硬派で
正義感が強くて
強靭な精神力を持つ
皆の人気者
ベッタベタではありますが、これぞヒーローって感じですよね。
結構固めなイメージが多いのではないでしょうか。
そうなると、シリアスなストーリー展開になりやすくなるかなと思うんですが。
アイアンマンはそうではありません。
トニーは軟派で口数も多くおしゃべりで、お堅いヒーロー像とはちょっと遠い存在です。
ですがとてもユーモアに溢れ、シリアスになり過ぎずに上手くストーリーを展開してくれます。(それが敵を作りやすい要因にもなってしまうのですが…)
一方で締めるべきところでは、ヒーローらしく非常にかっこよく締めてくれる。
お笑いで言うところの「緊張と緩和」のバランスが素晴らしいヒーローだと思うんです。
MCUではアイアンマンとスパイダーマン、アントマンとあとはスターロード(ガーディアンズ)あたりがここに当てはまるかなと個人的に思ってます。
全部私が好きなキャラクター達です。
好きなキャラの傾向が見えてきましたね 笑
シリアスな展開に上手に笑いを入れてくれる。
トニーはMCUの雰囲気を作る大切なバランサーだと思います。
私がアイアンマンを好きな大きな理由のひとつであり、オススメしたい理由のひとつです。
まとめ
アイアンマンは
社長で天才でセレブなヒーロー
MCU始まりの物語で
MCUを語る上で絶対にはずせない
笑って観られるおすすめヒーロー映画
いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、アイアンマンはMCUのなかでも個人的に特にオススメのヒーローです。
MCUの第一作目で、MCUの入口としてもとっても見やすい映画ではないかなと思います。
これまでMCU映画を見てこられなかった方も、是非ここから見始めてみてはいかがでしょうか?
ここから順番にMCU映画を紹介していこうと思っていますが、どれくらいのペースになるかはわかりません。
来年の新作公開に間に合わないかも 笑
なるべく頑張ります!
ではでは
ディズニー+はいつ日本に来るのか心配なかすてらでした!