【ゲームレビュー】お手軽メトロイド?「XEODRIFTER(ゼオドリフター)」をレビュー!

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 皆さんこんにちは!

 今回レビューするゲームは「XEODRIFTER(ゼオドリフター)」

 結構前に購入してクリア済み(100%は未達成)だったのですが、ニンテンドーeショップにて8/7(水)までの期間限定でセールになっていたので、これを機に改めて一通りプレイし直した上で、ご紹介しようと思いまして筆を取りました。

 価格的にもかなりお安いので、買うなら今がチャンスです!

 ※現在はセールは終了していますが、定期的に割引されているので是非チェックしてみてください。(R2.7.19追記)

「ゼオドリフター」とは

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探索型2Dアクション

 宇宙船のトラブルにより、銀河の真ん中で足止めされてしまった主人公。
 移動できるのは4つの惑星間のみ。
 各惑星で自分自身を強化しながら探索範囲を広げていき、主人公はこの未開の銀河を脱出できるのか…? 

 

 ということで、本ゲームは未開の銀河を探索しながら脱出を目指す2Dアクションゲームです。

 最初は限られた場所しか探索できなかったのが、ボスを倒し新しい装備を手に入れることで新たな道を進むことができるようになり、探索エリアが広がっていきます

 いわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるゲームジャンルですね。

メトロイドヴァニアとは?
 任天堂から発売されている「メトロイド」シリーズや、コナミから発売されている「悪魔城ドラキュラ(海外名:キャッスルヴァニア」シリーズに代表される探索型アクションゲームの総称。
 複数に枝分かれした広大なマップを探索していき、アイテムや装備を入手して自分自身を強化しながら徐々に探索範囲を広げていくゲームを指しており、ファンの多いゲームジャンルである。

 本来メトロイドヴァニアは、難易度が高かったりボリュームが大きいことも多く、手を出すのに少しハードルが高いジャンルだと思います。

 ですが本作のSwitch版は500という低価格で販売されており、とても気軽にメトロイドヴァニアを楽しめるのではないでしょうか。

 そんな本作の魅力をご紹介してまいります!

 

注目ポイント

徐々に探索範囲を広げていくワクワク感

 前述のとおり本作は4つの惑星を行き来しながら探索を進めていくわけですが、最初はあまり進めるところがありません。

 ですが、要所に現れるボスを倒すと得られる「コアパーツ」を手に入れることで、主人公が強化されていき、新たなルートを進むことができるようになります。

 新しい装備を手に入れるたびに「これはあそこで使えるんじゃないか!?」と、新しいルートを見つけていくのがとても楽しみになります。

 メトロイドヴァニアの醍醐味ですね!

武器をお好みにカスタマイズ

 主人公の武器は白い玉を発射する光線銃なのですが、初期状態では攻撃力も低くかなり心もとないです。

 ですが探索の道中に落ちている「ガンパーツ」を手に入れることで、武器をカスタマイズすることができます

 カスタマイズできるのは以下の5箇所
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 これらの項目にポイントを割り振ることで段階的に強化できます。(最大まで振れるのは2箇所のみ)

 攻撃力に振って殲滅力を上げるもよし

 放射攻撃やウェーブに振って攻撃範囲を広げるもよし

 …正直それほどカスタマイズ性は高くないですが、新たにガンパーツを手に入れた時にどこに割り振ろうか考えるのは楽しかったです。

お手軽価格で高コスパ

 先程も触れましたが、Switch版は500で販売されており、Switchのダウンロードソフトの中でも安い部類ですね。

 さすがに数十時間遊べるほどのボリュームはありませんが、高めの難易度もあいまって値段の割にやりごたえのあるゲームだと思います。

 メトロイドヴァニアの入口としてはちょうどいいかな?

 ちなみにsteam版980PS4版1,210でもそれぞれ販売されています。Swhich版が一番お買い得ですねぇ。

ボスのデザインがかわいい

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  本作には要所要所でボスが出現するんですが、なかなかに愛らしい見た目をしていませんか?笑

 出てくる敵キャラの中では、個人的に一番好きですね!

 小動物感のあるみためではありますが、容赦なくこちらを攻撃してきますので油断は禁物です。

 序盤から割とやられました 笑

気を付けポイント

敵キャラ(特にボス)のバリエーションが少ない

 さっきはボスが可愛らしくて好きという話をしたんですが、ボスは実質この子しかいません

 同じ個体ではなくて、同じ見た目・色違いの別個体が複数出現します。

 後半に行くにつれて、攻撃パターンが増加していくので全くのワンパターンではないのですが、もう少しボスのバリエーションが欲しかったなぁというのが本音ですね。

回復&セーブポイントが少ない

 基本的に回復・セーブができるのは、ベースとなる宇宙船に戻った時と、ボス戦の手前(正確にはセーブではなくチェックポイント)くらいしかなく、道中で体力が尽きてしまうと、宇宙船まで戻されてしまいます。

 もちろん道中で得たパワーアップアイテムも取り直しです…。

 ここが、このゲームの難易度を上げている要因ですね。

 繰り返し挑戦することで、敵の行動パターンなどがわかってきて進めるようになるのを楽しむのも醍醐味なので、一長一短ではあります。

 そこまでグロテスクでもないのに、CELO「B」になっているのはその辺が関係しているのでしょうか。

まとめ

 いかがでしたか?

 以下まとめです!

500円で遊べるメトロイドヴァニア!
お値段以上に楽しめてコスパ良し!
少し難しいけど探索型アクションの入口としても是非!

 

 そしてこのゲーム8/7(水)23:59まで20%オフ400で購入できます!

 本当はセールに間に合わせるように記事を書くつもりだったんですが…

 ちょっと全自動キッチン作るのにハマりすぎて…

 でも今日までギリギリ間に合いますのでこの機会に是非!

 マイニンテンドーストアでの購入はこちらから⇒My Nintendo Store

 ※現在セールは終了しています。定期的に割引されているので、是非チェックしてみてください(R2.7.19追記)

 

 以上、かすてらでした!

【ゲームレビュー】NOT裁判の逆転裁判?「逆転検事2」をレビュー!(ネタバレなし)

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みなさんこんにちは!

管理人のかすてらです!

今回レビューするゲームは逆転検事2です。

実はわたくし逆転裁判シリーズが大好きでして…

ずっとプレイできていなかった逆転検事2を先日ようやくクリアできたので、感想などを記事にしたためることにしました。

 

逆転検事2とは

逆転検事シリーズの第二作目

 まず最初に「逆転検事2」とは、逆転裁判シリーズの派生にあたる作品です。逆転裁判シリーズが法廷という裁判の場を舞台にしていますが、逆転検事ではおもに事件の起こった現場を舞台として物語が進んでいきます。
 どちらのゲームも、事件を解決するために真実を追い求めるという目的は同じですが、逆転裁判は弁護士の、逆転検事は検事の視点で事件に立ち向かうというそれぞれの特徴があります。

 これらのゲームに触れたことのない人からすると、裁判や弁護士などと聞けば「何それ難しそう…」と思ってしまうかもしれません。

 ですが決してそんなことはありません!

 わかりやすいゲームシステムに、キャラクター一人ひとりが個性豊かで必ず自分ごのみのキャラクターが見つかり、物語にも入り込みやすくなります。キャラクター同士のやりとりもクスッと笑えるものがちりばめられ、裁判を扱うゲームですが終始シリアスな展開ということにはならず、物語の展開にわくわくしながらゲームを進めていけるので、是非1度プレイしていただきたいゲームシリーズです。

ストーリーの概要

  物語の根幹となるのは、主人公:御剣怜侍が検事と弁護士の間で揺れる心の葛藤です。検事として犯罪と戦っていくのか、父と同じ弁護士として依頼人を助けるのか。次々に起こる事件と、今は亡き父が過去に関わった事件がつながっていき、御剣を支える周囲の人間や犯人とのやり取りを通じて、はたして最後にどんな答えを出すのか…

 物語は全5話で構成されています。1つ1つの事件を解決していくうち、その裏で進行していたもっと大きな事件の概要がつかめていく様子は必見です。

おすすめポイント

 さて、前置きが長くなってしまいましたがここから今回「逆転検事2」をプレイしてみての感想を綴っていきます。

 緻密に練られたストーリー展開

 逆転裁判シリーズといえばその独自のストーリー展開が人気の一つですが、派生作品である今作もその例には漏れません。今作は「絆」をテーマに展開していくのですが、親子、検事と部下、親友など様々な関係性を軸に、事件とキャラクター同士の関係性が複雑に絡み合っていきます

  • 事件を解決していくうちに明らかになってくる黒幕の存在とその思惑。
  • 弁護士である父の存在と、検事としての在り方と主人公の葛藤
  • ともに真実を追い求める部下や助手、ライバルとの信頼関係

 疑問を紐解いていくうちに、バラバラだったピースがはまっていくのを実感した時の達成感はえも言えぬものがありますね。

個性豊かなキャラクターたち

 こちらも逆転裁判シリーズの人気の柱となっている要素の一つです。出てくるキャラクターがみんな個性が強すぎて忘れられないこともしばしば(笑)
 性格だけではなく、見た目や名前も印象に残りやすいのも大きいと思います。

 あとは表情の豊かさですね。喜怒哀楽のわかりやすい表情をしてくれるため、一人ひとりが見ていて飽きない一面をみせてくれます。
 特に真犯人が追い詰められた時の焦った顔や、真実が明らかになった瞬間のブレイクシーンは毎話楽しみにしていました。

 逆転裁判シリーズのプレイ経験のある方であれば「このキャラクターは…!」という人物もたくさん出てきていますので、過去作品のプレイ経験者は必見です!
 物語には絡んでこなくても、背景によくみると見覚えのあるシルエットがあるかも…?

2から導入された新たなゲームシステム

 本作は前作「逆転検事」とほぼ同じシステムとなっているのですが、新しいシステムも導入されています。

 それが「ロジックチェス」!

 これは簡単に言えば、秘密を隠している事件関係者から言葉巧みに証言を引き出すというものです。
 チェス好きな主人公がチェスの戦略に例えて、相手にチェック(将棋でいう王手)をかけていく様子から「ロジックチェス」という名前が付けられています。(シリーズ経験者であれば、証拠品ではなく言葉で解いていくサイコ・ロックといえばイメージに近いかも)

 ここは正直賛否が分かれるところだと思うのですが、私はBGMも相まって爽快感があるよい演出だと感じました。

気になった点

  ここまではファンによるべた褒めばかりでしたが「全てが完璧!」というわけではありません。

 人によっては「ここが合わない」というポイントになりそうな所も挙げてみました。

ボリュームの多さが裏目に…

 本作は全5話で構成されていますが、話ごとにチャプターのようなものが設定されており「第〇話 〇〇編 前編」という形で分けられています。

 が、それが細かい!

 端的に言えば1話1話が長いです。

 会話のテンポがよかったり、端々にネタが盛り込まれているので飽きさせない工夫はされているのですが、人によっては冗長に感じられてしまうかもしれません。

 私自身は終始楽しんでプレイできましたが、区切りのいいところで休みながら遊んでいたのでちょうどよいペースだったのかもしれないですね。

難易度がそこそこ高い

 本作のゲームシステムとしては

事件現場を調べて証拠品を見つける。

証言者(あるいは現場)のムジュンに対して、そのムジュンを証明する証拠品を突きつける。

 以上のことを繰り返して事件解決に導いていきます。どの証拠品をつきつければいいのかヒントがでたりすることもあるのですが、行き詰まることもありました。

 しかし、ひらめきよりも論理的にムジュンを考える思考が必要なゲームなので、完全に詰んでしまうということはないです!(最後の手段ですがネットで検索するという手も…)

シリーズ過去作品に関する会話・事件がよく出てくる

 こちらはシリーズ作品であれば仕方のない点ではあるのですが、過去シリーズや逆転裁判シリーズに出てきた人物や事件に関わるセリフが多く感じられました。(主人公が要所で「あの男」という言葉を使うが、それが誰かというのは出てこない)

 私は前作「逆転検事」をプレイしてからかなり時間が経っていた(4年くらい?)ため、もう一度プレイしたくなりました(笑)

 もちろん過去作を知らないと致命的ということはありませんが、知っていたほうが楽しめるのは間違いないと思います。逆に全く知らない方が気にならなかったりするのでしょうか…?

総括・まとめ

  良い点・気になる点をそれぞれ挙げてきました。

 結論を申し上げますと…

シリーズ経験者には是非プレイして欲しい一作!
初見の方でも、謎解きアドベンチャー好きな方にはおすすめ!

 といったところでしょうか。

 単体でもゲームとして楽しめますが、100%楽しむのであれば
過去作(逆転裁判1~3、逆転検事1)は是非プレイしてほしいです!

 そして私のように「気にはなっていたけど今更…」と考えているシリーズ経験者の方はこの記事を機会に購入をご検討下さい!

以下媒体で購入が可能です(2019.6.17現在)

  • ニンテンドーDS版
  • アプリ版

 アプリ版はiOS版で1話目120+2~5話セット2,400(各話個別購入は720)で計2,520
Android版で1~5話セットで2,520(個別購入不可)

 DS版であればAmazonや楽天市場(中古)などで2,000前後で購入できます(中古の割には高め…)

 ちなみに僕はリサイクルショップで2,000弱で購入しています。

 

 

 「逆転検事2」のレビューは以上です。

 いかがでしたか?

 この記事を読んで「やってみたい!」と思う人が一人でも増えてくれたらいいなと思います。

 是非皆さんの感想も教えていただければうれしいです!

 

 最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 それではまた次回の記事もよろしくお願いします!

 

 以上、かすてらでした!