皆さんこんにちは!
まさか2本目の記事があると思ってなかったかすてらです。
前回の抜歯から早3ヶ月ほどが経ちましたね。
詳細な内容については前回の記事をご確認ください。
壮絶な死闘を繰り広げました…(大袈裟)
前回抜いたのは下顎の親知らずでしたが、今回は上顎の親知らずを抜いてきました。
前回との比較、上顎と下顎の違いを中心にまとめていきたいと思います。
今回抜いた歯はどんな状態?
上顎左上の埋没智歯
前回の抜歯は下顎の親知らずでしたが、今回は上顎の親知らずを抜きました。
状態としては前回同様歯茎に埋まった「埋没智歯」ですね。
ただしまるっと全て埋まっておらず、完全に横向きではなかったので少し頭が見えた状態でした。
そのためちょこっとだけ診療加算(お金)が少なくなってます。
施術前後の流れと歯の状態の変化
当日まで
今回は前回のような事前の検査などは特にしていません。
一度撮ったCTが何ヶ月間かは使用できるらしく、その時のCT画像を元に抜く歯を決めて、施術になりました。
ただ、CTを撮ってから時間が経っている場合には再度撮る必要があるみたいです。
なので、もし前回の抜歯から期間が空いた場合には再検査が必要になるかもしれません。
確か6ヶ月って言ってた気がするんだよな…。
施術当日「抜歯手術」
前回の反省を活かして、何か食べてから抜歯に向かう…予定でしたが
今回は普通に寝坊したので朝ごはんを食べる時間がありませんでした 笑
親知らずの抜歯後は食べられるものに制限がかかることがほとんどなので、ホントにしっかり食べておきましょうね…。
さて、前回同様今回も歯科医院での抜歯となります。
なんとか予約時間ぎりぎりに到着して、受付後すぐに診察台へ案内されました。
今回執刀してくれたのも前回の腕のよい先生です。
例のごとく抜く歯はまだ決まっていなかったので、CT画像をみながらの先生の判断で今回は右上顎の親知らずを抜くことになりました。
右上の親知らずもしっかり横向きで、隣の奥歯を押してくれています。
抜く歯が決まるとすぐに麻酔にかかります。
先生の手馴れた手つきで痛みなく麻酔が終了。
感覚ですが、下顎の抜歯の時よりも麻酔の量が少なかったような気がします。
「下顎の方が骨が分厚くて麻酔の浸透に時間がかかる」って聞いたことあるんですけど、その関係でしょうかね?
そのあと少し時間を置くんですが、今回は5分待たずして施術が始まりました。
時間は短かったですが、切られてるの全然気がつかないくらいにはしっかり麻酔は効いておりました。
流れは前回と同じで、歯茎切開からの抜歯になるわけですが、今回はそこまで深く歯茎に埋まっていたわけではないので、骨を削ったりはしていません。
と、ここで先生が「ん?」と何かを発見。
口の中が見えない私としては「え?」と少し恐怖を煽られます 笑
すると続けて先生が「もう一本いるなぁ」と。
どうやら奥歯と親知らずとの間にレントゲンには写らない位置に、本来ないはずの歯(過剰歯)があったようなのです。
(いらすと)
補助に入ってた先生によると「たまーにあるけどめったにない」とのこと。
あとから抜けた過剰歯を見せてもらいましたが、かなりちっこい歯でした。
うまく隠れてたもんだ。
ちなみにあとでまた触れますが、請求の時にはしっかり2本分の料金が取られておりました。
小さくても歯は歯だったということですね…。
文字通りの小さなハプニングはありつつ抜歯は続きます。
親知らずが全て露出したところで、いよいよ抜歯になるわけですが…。
一生懸命先生が器具で引っ掛けて取り出そうとしますが、なかなか抜けません。
本来上顎の親知らずを抜く際には、歯を割らずにそのまま抜くことが多いらしいのですが…。
私の場合は割ってから取り出すことになりました。
ちゅいーーーーん
…という金属音に耐えながら、歯を分割していきます。
この音が苦手なんですよね…。
結果、なんとかふたつに割れた歯を取り出すことに成功。
抜いてしまえばあとはさくさく。
傷口を縫合して終了です。
途中縫い針が折れるというハプニングもありましたが 笑
抜いた歯を持ち帰るかと言われたので、せっかくだからともらっておきました。
こどもが抜けた歯を入れて持ち帰るためのケースに入れて 笑
あ、あと追加なんですが
今回は前回よりも顎が疲れにくかった気がします。
施術時間が短かったことももちろんありますが、開口具合が上の抜歯の方が小さく済んだからでしょうか。
上の歯の施術の時は口を横にもある程度開く必要があり、縦に開けすぎると横には開きにくくなるんですよね。
口の開き方については施術中に先生から指示がありますので、そんなに気にしなくていいと思いますが…。
とりあえず、上の抜歯の方が顎が楽だったというお話です!
さてさてお待ちかね(?)のお会計ですが、今回は合計6,770円でした。
内訳は以下のような感じ(保険適用自己負担分)。
・再診料・・・約160円
・手術料・・・約3,000円(1本)
・お薬(処方料込)・・・約300円
当たり前ですが手術料が一番かかってます。
こっそり隠れてた過剰歯くんの分もしっかり1本分のお金が発生してましたね…。
ちょっと予想外の支出もありましたが、とても高額というわけでもなかったですね。
もらった薬も前回と同じ、食後の腫れ止めと頓服の痛み止めという感じです。
というわけで
前回の右下の抜歯の時との違いですが、ざっくりと以下のような感じでしょうか。
- 麻酔時間は上の方が短い
- 下より上の親知らずの方が抜きやすい(らしい)
- 術中の痛みは上の方が軽い
- 上の抜歯の方が顎が疲れにくい…かも
- 金額的には上下では違いなし(生え方によって金額が異なる)
念押しですが、あくまで個人の感想なので歯の生え方とか先生によって変わってくると思います。
あくまで参考程度に考えていただければ幸いです。
施術当日「帰宅後」
帰宅後は例によってすぐに腫れ止めと痛み止めの薬を飲みます。
ですが前回下の親知らずを抜いた時と違って、抜いた直後もほとんど痛みはなかったんですよね。
施術時間が短かったことはかなり大きかったんだろうなぁと思います。
念のため寝る前にも一錠痛み止めは飲みましたが、それ以降は薬なしでも痛みが出ることはありませんでした。
じわじわと出血だけあったので、ちょっと血の味がすることもありましたが、翌日には止まってました。
傷口が塞がるのが遅くなってしまうので、強いうがいは厳禁です。
口に少し水を含んでかるーく洗い流す程度にしておきましょう。
当日食べたものですが、前回同様なるべく噛まずに済むものとして…
- ゼリー飲料(ウィダーなど)
- 飲むヨーグルト
- 豆腐
- 杏仁豆腐
あたりを買ったのと、今回はもっといけそうな予感があったので
- パンケーキ(何個か入ってる小さいやつ)
- カップの春雨スープ
もそれぞれコンビニで買ってきました。
実際食べても痛みが強くなることはなかったですね。
今回抜いたのは上の歯で、噛んだ時に上あごはあまり動かないので、おそらく食べることに影響が少なかったんじゃないかなと思います。
ただお米とか、そういう細かくて傷口に挟まりそうなものは避けておいたほうがいいかなぁとは思います。
施術翌日以降の状態
次の日以降も状態は安定していました。
痛みが出ることもなく、今回は腫れもそこまで気になることはありませんでした。
前回は縫合の糸が内頬にあたって違和感も強めだったんですが、それもなく。
無意識に抜いた側で食べ物を噛んじゃうくらいには違和感なしでした 笑
あまりに余裕だったので、抜糸前に友達とたこ焼きパーティしたり焼肉に行ったりしちゃいまして。
たださすがにたことかお肉とかよく噛まないといけないものは避けておいたほうが良かったですね…。
反対側に別の治療中の歯があったこともありましたが、少し痛みが出ちゃったので。
余裕だからといって無茶はしないように注意です 笑
前回の抜歯後に気になっていた冷水による「しみ」ですが、少ししみる程度でほとんどありませんでした。
やはり前回は隣の歯でしみていたみたいですね。
ただ食べ物の挟まりやすさはありまして、抜歯から1ヶ月以上経つ現在も食べかすが残りやすいです。
前回の抜歯跡はあまり挟まらなくなってきたので、これも歯茎が盛り上がってくれば徐々に解消されるかなと思っています。
まとめ
さっくりまとめてみましょう。
・下顎より上顎の方が抜けやすいことが多い
・上下で治療費の差はなし
・抜歯後の食事への影響は上顎の方が少なめ
・楽だからといって調子に乗ってはいけない(戒め)
あくまで個人的にはですが、上顎の抜歯のほうが楽でしたね。
もちろん生え方によって違ってきますので、その点はご理解くだされば幸いです。
そして、この記事を書いている現在。
抜く予定だった最後の1本の親知らずを抜いた直後なんですが…。
3本の中で一番しんどかったです。
またそちらの様子は、遅くなってしまうかもですが別記事であげたいと思います。
しばしお待ちくださいませ。
ダークホースが残ってたなって感じです…。
以上が私史上2本目の親知らず抜歯レポです。
生える場所とか向きによってこんなに違うもんなんだなぁと実感しましたね。
他の方の体験談も是非聞かせていただきたいものです。
では!
次の記事の準備も進めてまいりますので、是非またよろしくお願いします!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
以上、今年歯科受診の医療費だけで来年の医療費控除受けられそうなかすてらでした!
確定申告勉強しとかないとな。
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