記事タイトル、別に無理やり語尾統一しなくていいと思うんですけど 笑
というわけでこんにちはかすてらです。
さて今日は、10月10日(木)に発売されるローグライクRPG「ミストオーバー」の体験版をプレイしてみたのでその感想をお話しようかと思います。
やってみた結果だけ簡潔に先に言っちゃうと「考えること多くて面白いゲーム」でした。
さっそくあらかじめダウンロードで購入しちゃいました 笑
使用したのはSwitchで体験版は「タイムトライアル版」と「デモ版」があるのですが、今回はデモ版をプレイしての感想になります。
発売後の製品版をプレイした感想は以下の記事からどうぞ!
ちまちまプレイなので更新は遅めです 笑
【速報版】MISTOVER(ミストオーバー)気づいたことまとめ【~霧の森】
「ミストオーバー」ってどんなゲーム?
謎の「霧」の発生により荒廃した世界
絶望の柱
王国に突如出現したそれは、濃い霧に覆われていました。
そして霧の中からは数多の怪物が現れ、 その強大な力の前に人々は無力になるしかありませんでした。
人々が希望を失い、ただ滅亡を待つ最後の時。
奇跡のように、怪物が姿を消しました。
生き残った人々は、一縷の望みをかけ、 絶望の柱を調査することにします。
人類の生存をかけた、最後の探索が始まったのです。
引用元:MISTOVER(ミストオーバー)|ARC SYSTEM WORKS
謎の霧の驚異に晒された人類が、その謎を解き明かすために霧のたちこめるダンジョンに挑んでいくというのが、本作の大筋みたいですね。
ローグライク×ターン制バトルRPG
本作の特徴は戦闘システムでしょうか。
自動生成されるマップを探索して、アイテムを収集したりモンスターを倒しながら先へと進むローグライク。
モンスターとの戦闘時にはターン制のコマンドバトルが採用されており、ローグライクでありながら、ターン制バトルのRPGとなっているのがミストオーバーの戦闘システムです。
絵柄も相まってアトラスから出ている「世界樹の迷宮」を思い出すなぁという印象ですね。
世界樹自体もそこまでやりこんでプレイしたわけではないのですが、マップ上ではマス移動をしてシンボルエンカウントでモンスターと戦闘するという感じは、感覚的にかなり近いかなと思います。
体験版でどこまでできるか
本作は、国を治める統治者「ハインリッヒ公爵」のもと、霧の謎を解くためにダンジョン「絶望の柱」に挑んでいきます。
そんな中、まだ駆け出しの主人公(プレイヤー)は、町の住民などから出されるクエストをこなしながらダンジョンを攻略していくわけですが…
体験版でプレイできるのは、クエストを6つほどクリアするところまでです。
そこまでは製品版と同じようにプレイできるようです。
具体的には、
- キャラクターを雇用してパーティを組む
- 装備の鑑定・合成
- 倉庫やバック、雇用枠、最大満腹度などの拡張
- スキルポイントの振り分け、パッシブスキルの付け直し
- ショップでの売買
などですね。
より深いダンジョンにもぐる以外のことはできる感じでしょうか。
ただ、体験版のセーブデータを製品版に持ち越すことはできないようです。
そこはちょこっと残念ですね。
あとは本作では職業の異なる8人のキャラクターを使用できますが、体験版ではそのうち6人が使えました(僕だけじゃないですよね…?)
残り二人のうち、ロウニンに関してはタイムトライアル版で使えたのですが、ウェアウルフについてはどちらでも使用できなかったので、使用感が気になるところです。
それではここからは、遊んでみての感想を良かった点と気になった点に分けてお話ししていきます。
よかったところ
やり込み要素が盛りだくさん
とにかく考えることがめちゃくちゃ多いんですよねこのゲーム。
まず使用できるキャラクター(ジョブ)が8種類いまして、探索時には5人のパーティを組んでダンジョンに挑みます。
そして各キャラクターはそれぞれ独自の「スキル」を使うことができます。
そのいくつかのスキルのうち、戦闘時に使用できるのは5つまで(協力スキル除く)。
つまり、その時探索するダンジョンのモンスターや、パーティーメンバーの構成に合わせてスキルを選択してセットする必要があるのです。
加えてダンジョンに潜る時には、戦闘時の「陣形」と呼ばれる3×3マスの中でのキャラの配置を決めます。
配置場所によってパーティ全体のステータスに影響が生じる上に、キャラクター毎にも配置によるステータス変化があります。
さらにさらに、スキルによっては後衛では使えない・前衛では使えないといった条件もあるため、スキルの構成も考慮しながら配置を考えなければなりません。
あとは持ち込みアイテム、キャラ毎の装備、クエストの確認などダンジョンに潜る前だけでもこれだけ決めることがあります。
実際は一回決めてしまえば、新しいスキルを覚えたりしない限りは変えることはそこまでありませんが。
これ以外でも装備の合成があったり、倉庫やバッグの拡張、レベルアップ時にもらえるスキルポイントの振り分けなど盛りだくさん。
こういう構成だったりを考えるのが好きな人にはもってこいのシステムだと思います。
最初は慣れるまで大変でしたが、ダンジョンに繰り返し潜るうちに使いやすいスキルだったり必要なアイテムなんかがわかってくるので、徐々に楽しさが増してきたって感覚でしたね。
ダンジョンの構成は大きなカテゴリーの中の小さなエリアがあり、そこを探索するという形です。
体験版では最初の大きなカテゴリーの中の小エリア2つまでしか探索できません。
残りどれだけのダンジョンがあるのかによってかなりゲーム全体のボリュームが変わってくるかなと思います。
可愛らしくデフォルメされたイラスト
ダンジョン探索時に使用可能なキャラが8人いて、それ以外にも多くのNPCキャラクターがいるんですが、いずれも可愛らしいイラストで描かれています。
デフォルメされて描かれているので、かなり愛着を持ってプレイできますねぇ。
個人的に好きなのが「グリムリーパー」と「パラディン」ですね!
戦闘時には攻撃時と被弾時にカットインが入るんですが、それぞれスキルに応じたカットインが用意されているので色々な表情を見ることができます。
ほぼフルボイス
本作は元々海外のインディーゲームということなんですが、ローカライズをアークシステムワークスが担当しています。
キャラクター毎に声優があてられていまして、ストーリー中の進行はもちろんクエストを受けるときや報告時の会話などもすべてフルボイスとなっています。
全ての会話を聞きながら進めようと思うと時間がかかってテンポが悪くなってしまいますが、より世界観に入り込みやすくなっているのではないでしょうか。
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気になったところ
複雑なシステムで理解に時間がかかる
よかったところの項で、やり込み要素が多くてやりごたえあるとは書きましたが、かなりシステムが複雑なので、ストーリーを進めていった時に全て網羅していけるのかという点には不安がありますね。
装備の合成なんかもどんな仕組みになっているのかとか、ランダムで身につく「ジンクス」というパッシブ(自動発動)スキルをどうするかとか、キャラごとに初期所持スキルが違うので誰を雇用するかとか。
スキルや装備が増えていった時の不安が多少あるかなというところですね。
スキルのランダム性が偏ってる?
前項で少し触れましたが、本作では戦闘時にコマンド選択して使用するアクティブスキルの他に、特定の条件下で自動発動するパッシブスキル「ジンクス」というものがあります。
この「ジンクス」が結構曲者でして、いい効果のものと悪い効果のものがあって、レベルアップ時に身につくことがあるんですが、なにが身につくかランダムなんですよね。
キャラごとに身につくジンクスは決まっていて、その中からランダムに決まるのか完全にランダムなのかは、体験版の短い時間では掴みきれませんでしたが…。
私の体感では悪い効果が身につくことが多かったです。
運が悪いだけなのかな…。
一応特定の施設でお金とアイテムを使用して付け替えることができますが…。
そこそこコストが高いうえに、必ずいい効果に変わるとも限りません。
運が悪いだけだったことを祈りたいですね 笑
敵の復活が結構早い
本作の敵は、倒したあと一定時間経つと復活してしまいます。
しかも復活した敵からはアイテムをもらうことができないので、ただ時間を浪費してしまうことになります。
きちんとターン数を数えたわけではないのですが、体感その復活時間が早い印象でした。
とりあえず欲しい宝箱だけ開けてすぐ脱出するってやり方なら、そんなに歩き回ることもないので気にならなそうなんですが…。
このゲームには「滅亡の時計」と呼ばれる特殊な時間制限があります。
これはいくつかの特定の行動を”とらなすぎると”時計の針が進んでいき、0時になるとゲームオーバーかつセーブデータ消去という激重いペナルティが課されます。
そのため、ある程度は探索をしないといけないわけで、必然復活した敵と遭遇する可能性もあがるわけですね。
フィールド探索する順番というか経路を考えればそれも防げるのかもしれないですが。
むしろそうしろと言っているのかも…?
難易度の高さ
ゲームを始める前の難易度設定が3つ用意されておりまして「やさしい」「普通」「難しい」の3つが用意されています。
今回私が選んだのは「普通」でしたが、それなりに難易度は高めなのかなぁと感じました。
一番は何度かお話ししているシステム面の複雑さになるわけですが、色々と考えることが多くなるので結構頭のリソースを使います。
戦闘面では、装備の有無がかなり難易度を左右するように感じました。
装備品さえ手に入れてしまえば、油断しなければ簡単にはやられなくなります。
プレイ開始すぐは装備が何もされていない状態なんですが、ショップで買うこともできません。
ダンジョンの宝箱やモンスターとの戦闘報酬から得る必要があります。
ただ、装備はキャラクターごとの専用品となっていまして、しかも確定で得られるわけではないので、全員の装備を揃えるまでにそこそこ時間を要します。
あとはキャラクターが死んでしまうと、二度と復活しません。
体験版ではありましたが、お気に入りのキャラクターが死んでしまった時は結構ショックでしたね…。
しかも死因が「餓死」って…。
それ以来食料は大目に持ち歩くようになりました。
せっかく一生懸命育てても、一瞬で無に帰すのは心が折れかけます…。
先ほども少し触れましたが、ゲームそのものにタイムリミットがありなかなか緊張感があります。
しかもゲームオーバーになるとセーブデータ自体が消失するという。
昨今のゲームはプレイヤーに優しいシステムなことも多いですから、背水の陣が強いられているゲームもやりがいがありそうですね。
なんにせよ、体験版でできるのは一部ですので、実際に製品版をプレイしてみないことにはわからない部分も多いですね。
繰り返しプレイしていくことで徐々に慣れていったので、やればやるほど理解が深まっていくことと思います。
まとめ
どんなもんでしょう?
まだ誤字・脱字もちらほらありますし、製品版までに修正点もあることと思います。
戦闘スピードについても、Switch版はまだ早送り機能がデモ版にはついていないので、製品版でどうなるか楽しみですね。
個人的には前評判ほど戦闘テンポは気にはなりませんでしたが。
実際にやってみないとわからない点は多いですし、人によってもっと気になるところとかもあると思うので、このゲームが気になった方は是非体験版をプレイしてみてください。
改めて、このゲームは10月10日(木)発売予定となっています。
加えて、発売直前の10月9日(水)23:59までセール中で、通常価格の10%オフで購入できます。
ぜひぜひ一緒にプレイしましょう!
Switch版、PS4版、Steam版がそれぞれ用意されています。
今後パッケージ版の発売も予定されているとか。
公式ホームページはこちら ⇒ MIST OVER(ミストオーバー)|ARC SYSTEM WORKS
そして各媒体別の販売ページは以下からどうぞ!
Switch版 ⇒ My Nintendo Store
PS4版 ⇒ プレイステーション
Steam版 ⇒ Steam
では。
発売を楽しみに、それまで別のゲームでもして待つこととしましょう!
以上、未クリアのゲームが積みあがってきたかすてらでした!
時間がほしい…。